【ILAC体験談】留学でTOEICは200点アップ。リスニング力が一番伸びました。

モニチェル様

クラスの先生はとても熱心で、フレンドリーで、分かりやすく説明してくれるいい先生でした。先生のおかげで毎日楽しく授業を受けることができました。

留学の概要

  • 受講コース:一般英語
  • 通学週数:20週
  • 入学時英語レベル:4
  • 卒業時英語レベル:9
  • ビザ:ワーキングホリデー

留学のきっかけは社員旅行

新卒で就職した会社が忙しく、なかなかまとまった休みを取れませんでした。その為、海外旅行へ行くタイミングもありませんでした。

就職して2年目、会社が30周年を迎えたとのことで、社員旅行でオーストラリアに連れて行ってもらえました。それが私にとって初めての海外でした。昔から、海外に行くのならオーストラリアに行きたいと思っていたので私にとって夢の場所でした。初めての海外は、小さい頃ディズニーランドへ行ったときのようなワクワク感で、私は一瞬で海外の虜になりました。

その出来事をきっかけに、「もっと海外を満喫したい。旅行ではなく、長期で滞在したい。」と思うようになり、就職して3年が経ったとき会社を退職してカナダへ留学に行きました。

カナダを選んだ3つの理由

カナダを選んだ理由は3つあります。

一つ目は、英語の発音が綺麗だということ。英語初心者の私にとっては、まず綺麗な英語を身に着けたいと思いました。

二つ目は、自然があるということ。私は自然が好きなので、せっかく海外に住むのなら自然に囲まれたいと思いました。カナダのバンクーバーを選びましたが、バンクーバーは都心から30分ほどで自然が沢山あるところにアクセスできます。都会も自然もあるという魅力に惹かれました。

三つ目は、治安がいいということ。カナダは他の国と比べて比較的治安がいいと言われています。日本人留学生も多いことから、カナダ人は日本人に慣れているとも聞き、海外生活に慣れていない私にとって良い場所だと思いました。

留学して自信が付きました

留学する前は、あまり自分のことを分かっていませんでした。留学中は、つたない英語を使って自分で住む家を探したり、初めての外国人の友達を作ったり、留学の最後には、日本でさえ一人で旅行したことがないのに一人でニューヨークへ行き、行きたい場所を観光しました。それらの経験から、私は意外と行動力があったんだ、と気づきました。それと共に、慣れない異国の地で頑張った経験から、自分に自信を持つことができるようになりました。

また他にも、自分の視野がとても広がりました。海外で生活して、様々な国の人と関わるうちに色々な価値観・文化に触れ、「自分が今まで暮らしていた世界はなんて小さな世界だったんだ。外を知らずに暮らしていたから全く分からなかったけれど、外の世界はなんて広いんだ。」と思いました。

留学では数々の苦労も

まず初めに、生活環境の変化によって肌がボロボロに乾燥しました。日本にいた時は全く肌トラブルがなかったのですが、カナダで生活して1週間くらいたったころ、頬の皮膚が今までにないくらい乾燥しました。おそらく、湿度が日本より低いからか、水が違うからだと思います。日本から持ってきた化粧水でも効果がなかったので、急きょダウンタウンにあるロクシタンで良い化粧水を購入しそちらを使用したら通常の状態に戻りました。

また、日用品の買い物に時間がかかりました。全て英語表記なのでどれが何なのか全く分からず、一つ一つGoogle翻訳のカメラ機能を使って翻訳しながら買い物していました。

他にも、食事で苦労しました。ホームステイで出てくる食事は全て洋風のもので、アジア系の食事がとても恋しくなりました。ダウンタウンにある韓国料理を初めて食べたときすごく感動したのを覚えています。

ILACの授業はためになりました

全てが英語なので、初めはついていくのが大変に感じました。しかしレベルごとに分けられたクラスなので難しすぎるということもなく、慣れればついていけるレベルでした。同じクラスに日本人もいたので本当に分からないときは聞いたりして助けてもらいました。

ただ、授業中知らない単語に出くわすことがよくあったので、私は電子辞書をよく使っていました。そして新しい単語はメモして後で覚えられるようにしていました。毎日英語尽くしで、1日の授業が終わるころには頭がパンク寸前でした。(笑)

クラスの先生はとても熱心で、フレンドリーで、分かりやすく説明してくれるいい先生でした。先生のおかげで毎日楽しく授業を受けることができました。

アクティビティでは小旅行に

学校のアクティビティはいくつかありました。基本お金がかかってしまうので沢山のアクティビティには参加しませんでしたが、参加した中で印象に残っているものは二つあります。

一つ目は、ウィスラーに行くアクティビティです。5月に行きました。ウィスラーとは2010年に冬季オリンピックが開催された土地です。バンクーバーとはまた違った雰囲気で楽しかったです。

二つ目は、 バンフ国立公園付近にある湖などの絶景地に行くアクティビティです。ここは、以前クラスメイトが行った時の写真を見せてくれ、すごく綺麗だったので絶対に行こうと思っていました。ここまではバンクーバーからバスで10時間ほどだったので、移動が大変でしたが行く価値は十分にありました。3泊して、ペイト湖・レイクルイーズ・エメラルド湖・モレ―ン湖などを周りました。

英語力は確実に伸びました

確実に伸びました。カナダに行く前は高校までに習った英語は正直ほとんど忘れてしまっていました。学校に通うようになってからは、高校までに習ったことを少しずつ思い出せるようになりました。毎日家に帰った後も、その日の授業で習ったことをノートにまとめて復習していました。

また、先生に勧められた海外ドラマを観るようにしたり、初心者向けの洋書を買って読んだり、学校の友達だけではなく外でも友達を作るようにするなど、授業中以外も英語に触れるようにしていました。

カナダに行く前と、帰国した後に受けたTOEICの点数は200点ほどアップしていました。カナダにいる間にTOEICの勉強をしていたらもっと点数は上がったと思います。

カナダ留学中の1年間では、リスニング力が一番上がったと思います。それまでは外国人が何を言っているのか全く分かりませんでしたが、分かるようになってきたときは嬉しかったです。

学校スタッフは親切でした

先生は沢山いて、その分良い先生と普通の先生がいたと思います。私のメインのクラスの先生は4人中3人当たりだったと思っています。もし先生やクラスメイトとの相性があまりよくなかったらクラス変更もできるので気軽にスタッフに相談すればいいと思います。

私は担任の先生以外とはあまり関わりがありませんでしたが、友達はホームステイ先に不満がありそれを学校スタッフに相談して解決してもらっていました。

最後のクラス担当だった先生は、私がレベルアップして再会したので喜んでくれました。「最初より英語上手くなったね」と言ってもらえて嬉しかったです。担当してもらった先生たちは今でもSNSで繋がっており、私にとって大切な人たちです。

ブラジル人と初めての友達に

割合としては、日本人、中国人、ブラジル人が多かったです。あとは台湾人、チェコ人、メキシコ人、イタリア人などがいました。

カナダに来るまではブラジル人に会ったことがなかったので新鮮でした。私の初めての外国人の友達は、クラスメイトのブラジル人の女性でした。とても大人しくて落ち着いていて優しくて癒し系でした。英語もゆっくり話してくれるので初心者の私にはとても助かりました。

週末の休みのたびに、色んなバンクーバーの観光地に行きました。彼女がいてくれたので私は異国の地でも寂しいとあまり感じることがありませんでした。

また、レベルアップしたクラスで新しい出会いがあり、一気に友達が増えクラスのメンバーで学校終わりに遊びに行ったりしました。

バンクーバーは自然豊か

初めはカナダ人老夫婦の家でホームステイをしていました。そこはノースバンクーバーという地で、森の中におしゃれな家が沢山建っていて、周りには自然が沢山あり大好きな土地です。そこからダウンタウンまではバスで40分ほどでした。バスは基本座れるし、外の綺麗な景色を眺めたりバスの中で英単語の暗記などしていたらあっという間でした。

ホームステイの後は、ダウンタウンから電車で20分程のところに移動し、そちらの方は生活面では便利でした。電車も日本の電車に比べたらシンプルで分かりやすく、基本迷うことはありませんでした。

ダウンタウンには何でもあり、スーパー、ATM、薬局、Dollaramaという100円ショップもありました。

カナダ人夫婦の家にホームステイ

私は計2カ月間、ホームステイをしました。カナダ人老夫婦と、ゴールデンレトリバーが一匹いました。ホストマザーとホストファザーはキリスト教徒で、毎日夜ご飯の前にはホストファザーが聖書を読んでいました。毎週日曜日には教会に行っており、私も数回連れて行ってもらったことがあります。

滞在していた家は豪華でした。絵本に出てくるようなおしゃれな家で、そこに滞在させてもらい貴重な経験ができました。

また、飼い犬のゴールデンレトリバーがとても優しい犬でした。私が自分の部屋にいるときに、ふと寂しくなると何も言っていないのに部屋まで来てくれ慰めてくれました。犬は言葉が必要ない為、英語が上手く通じずストレスを感じていた私にとって一番の癒しでした。

帰国後は英語を生かして外国人向けの案内スタッフに

帰国後は、英語を使用する接客業がしたいと思い東京駅付近にあるオフィスビルでインフォメーションスタッフをしました。外国人のお客様に英語を使用して、都内の観光地を案内しているときはとてもやりがいを感じました。対応したお客様が何度も別件で聞きにきてくれた時もあり、頼りにしてもらえて嬉しかったです。

2019年に行われたラグビーワールドカップの時は外国人のお客様が一気に増え、沢山英語で問い合わせがありました。海外にいるような気分になり、とても楽しく感じました。

同じ職場の人にも、「これどういうふうに言ったらいいの?」と聞かれたり、「お客様が何を言っているか分からないから教えて」と言われたりし、学んだ英語を活かすことができ嬉しかったです。

留学検討中の方へアドバイス

留学はとてもお金がかかってしまうし、異国の地で生活するのは不安に感じてしまうかと思います。しかし留学はそれ以上の価値があります。視野が広がるし、海外で生活した経験があれば将来海外にまた住みたくなったときに移動しやすくなるし、住める範囲は日本だけではなくなるので選択肢が一気に広がります。

海外で生活していくなかで大変に感じる場面は何度かあると思いますが、その分楽しいことも数えきれないほどあります。  

新しい環境に身をおいて、不安もありますが、毎日新しい発見がありワクワクすると思います。私は、留学をしたことに全く後悔はありません。むしろ、留学をしてから私の見ている世界はがらりと変わったので、あの時勇気を出して行ってよかったと思っています。