【ILAC IC体験談】国際社会で生き残っていくスキルを身に付けるため留学

井花 拓海様

各分野のスペシャリストからビジネスを学ぶことができ、面接練習など就職のサポートもしっかりしています。

留学の概要

  • 受講コース:Business Administration Diploma + Co-op
  • 通学週数:92週
  • ビザ:学生ビザ

高校から留学し、カナダの大学進学を目指しています

留学のきっかけは日本の大学を出た後に社会で即戦力として使えるビジネススキルがなかったためです。日本では新卒という文化があるため仕事は学んでいくものという感じですが、海外では 1 年目から結果を出すことが求められるため、海外で仕事をしようとなると学位を持ってるだけでは雇われないため、これからの国際社会で生き残っていくために早くのうちから、専門的なスキルとビジネススキルを得て海外で商談ができる程度の英語力を最低限つけようと思ったためです。今回は大学ではなく職業訓練校としての留学の道を選んだわけですが、日本とは違い若い人で 25 歳ぐらいから一番上で 50 歳、各国の役員クラスの人たちも同じクラスに入る可能性があるためその人たちと対等に、意見を交わしたりアドバイスをもらうことで確実な成長が見れるのも決め手の一つです。

高校留学で気に入ったため、ILACのバンクーバー校へ

特に理由はありませんが過去にカナダへ数年住んでいたこともあり、知り合いや家族のような方たちがいるためスタートが簡単であると踏んだのと、あとはカナダは世界一の移民大国であり、多文化国家なので日本人として意見を述べやすいことも理由です。治安面も他国に比べてかなり良いうえに、世界中の文化が集まっているため、衣食住にそれほど苦労することはないのでカナダを選びました。環境もきれいで特にバンクーバーは自然と街が見事に融合している街なのでただ外に出るだけで満足できる生活ができるのも魅力です。人も優しく街もきれい、そして英語の癖がそれほど強くないなどカナダには意外と行ってみないとわからない魅力があり、1 度訪れれば帰りたくなくなる、そんな国です。

留学して内気な性格が変わりました

留学をして 1 番変わるのは価値観だと思います。人は大人になる成長の過程で自分自身の価値観を発展させ、大人になってから変わることはめったにないことかと思います。しかし海外で1 度生活し、現地の生活へ触れ合ってみれば必ず大なり小なり価値観は変わります。1 番に思うことはいかに日本が恵まれているかや、違う言語を介して他人を理解することが難しいかになってきます。文化とはそのコミュニティで住んでいる限りそれだと認識できないものですが、いざ外で触れ合ってみると人がどのように考え行動するのかが、今までかかわってきた人と全く異なるので自分にとって貴重な経験となります。その他者の価値観を認知することで自分の物事へ対するとらえ方がより多角的になり、それは仮にビジネスで新しいアイデアが必要だったり、自己肯定感をより高めることができるなど何が起きても対応できる力が身に付きました。

課題がない授業もあるので勉強のスケジュールは自分で立てましょう

考え方によるかもしれませんが、特に苦労する面は留学にはないかとは思います。むしろすべてが新しく学びの機会にあるので苦労ととらえずに経験ととらえるとよいかと思います。基本的に苦労するであろう事象はやはり就職活動になるかと思います。前述した通り海外での就職活動には新卒という枠はないためスキルがないうちでも 100‐200 人ほどの応募者と1 つのポジションを争わなければありません。こちらはいかに自分を売り込めるかという部分にかかっています。実際カナダで面接する立場になったりもしますが、やはり決め手となるのはいかに自分がそこで活躍できるかを相手に納得させるかだと思います。少し難しいかもしれませんが経験さえ積めば乗り越えれるレベルのチャレンジだと思います。

ILACではコースに応じて最適な授業スタイルで講義

授業はビジネスの主なスキル面にかかわる様々な内容となっており、マネージメントの仕方、会計基礎、マーケティング、プロジェクトマネージメント、面接練習など非常に就職をサポートするというような形となっています。基本オンラインでの授業だったのですが、カナダの授業は1人1人の発言する機会が多く意見を発することができるので好ペースで学習することができます。教師陣は基本副業の雇われという立場となっており各分野のスペシャリストが授業を行うため、先生により内容が変わってくるため一概には言えませんが、本職でその分野で働いている方から授業を受けれるのは非常に強力でその授業一つで自分の将来を決めることだってできます。

ILACのアクティビティにはあまり参加せずクラスメイトとよく出かけていました

アクティビティは比較的楽しめる内容で、プレゼンテーションが多めといった感じです。完全に自分のリサーチ力次第な部分もあったりチームメイトと担当を分けてプレゼンを作ったりと、ビジネスの場ですぐにでも使えそうなレベルの資料作りを行うためかなり楽しめます。今回はコロナ下での留学であったためアクティビティは少なめでしたがコロナ後はより一体感のある授業が行われているかもしれません。

日本人の発音の癖を直してもらい、英語力は飛躍的に向上

英語は授業で延びるかは不確かですがまずそのビジネスコースに関するボキャブラリーが身に付きます。つまり海外で働くとなると知っていて当然というようなタームが頭に入るためそういった意味では英語はかなり伸びるかと思います。こちらの ILAC IC では英語の勉強をすることはなくある程度できることが前提なためどこまで伸びるかは自分次第になるかと思います。個人的には授業でよく発言し、プレゼンテーションも 1 人で 10 分ほどのものを作ったり、友達を作りよく遊びに出かけたことで英語力は飛躍したかと思います。ILAC IC では定期的にIELTS の模擬テストを行い自分がどれほど伸びたかを知ることができ、学校側の予想では卒業時に IELTS7.5 を獲得できるという予測を立てています。

ILACの進学手続きサポートはとても手厚い

今回はコロナであったため、スタッフとのやり取りは最小限のメール程度でしたが、聞いた話では困ったことがあればすぐに協力してくれる上に、学校目線というよりかは学生にとってメリットがどれだけあるかという解決方法を提示してくれるみたいなので、初めての留学の方でも問題なく生活できることでしょう。

春から夏にかけて、英語力の高い国からの留学生が増えます

クラスメイトは本当に世界中から集まっている印象で、時期等にもをるのですが日本人は1
人だけでヨーロッパや南アメリカの人など幅広く交流することができました。ヨーロッパの会社の役員レベルの方がクラスにいたりその他にも各国の 30 代で仕事スキルが高い人が多く、学ぶことが多かったうえにみんな気がいい人たちでよく遊びに出かけたりできるのでかなり充実していたといえます。留学をして 1 年半たった今でも定期的に遊び行ったりコロナ後に世界を旅行しようとする計画を立てたりするなど、海外で一生の友達を作ることができたのはかなり大きく今ではどこに行っても知り合いがいるため、何かあれば助けを求めたりできるのでそのあたりは人に恵まれました。

バンクーバーはカラッとしている夏が特におすすめ

今回いった都市はバンクーバーですが、バンクーバーはきれいな山と海へのアクセスの良さ、そして不便どころか世界中のレストランがあるダウンタウンなど楽しいことばかりの都市です。秋冬は少し雨が多くて疲れることもありますがその分夏は晴れが多く日本ほど暑くなく過ごしやすいためかなり楽しいです。日照時間が非常に長く朝の 6 時から夜の10 時まで明るいため、夏はみんなビーチでのんびりとして時間の流れをゆっくりと感じることができ、ストレスを感じないため、リゾート地に来たかのような充実した生活がそこにあります。少しアジア人が多く英語を勉強とした場合での留学にはお勧めしませんが自分の行動次第では、海外の友達を何十人も作れるため、便利さの中に大雑把な海外を感じます。

滞在先は父の友人家族の家でした

滞在先は 1 人暮らしでアパート借りていました。家賃が割と高いのですが収入も悪くないので住めなくもない金額でした。海外のアパートはかなり広く壁も分厚く過ごしやすいです。冬は寒いかと思いますが実はカナダの家は冬に対する耐性がたかく壁の中に熱が通っており、家の中で寒いなんてことは一切ありません。

最低時給が$15.2もあるため余裕ある生活ができました

仕事は何種類かしたのですがその中でも最も身近なのはカフェでの仕事で、店長をしていました。海外での仕事はやはり誰しもが思っている通りかなりリラックスした状態で行い、お客さんと仕事中に談笑したりと楽しい環境でした。1 度カナダに来たらやってほしいのはチップがもらえる仕事でいかにサービス業に対して敬意がはらわれているか実感できます。チップは意外ともらえたりするのでそれだけでも 1 か月の出費をまかなえたりもするので試してみてください。そして店長業務は奥が深く、フランチャイズでありながらも決められた範囲内で店を改善することはできたりするので、その時の売上等を比較して改善ポイントを各同僚に報告したりと海外での多国籍文化をまとめるという良い経験ができました。

ILAC卒業後は現地のカレッジに進学しました

現在もカナダへ滞在中ですが無事に就職もできているため永住権を目指せるスタートラインに立てたところです。永住権の申請は決めていませんが、とりあえず今の会社でしばらくはたらい見るつもりです。海外で学んだ内容は日本には入ってきていない内容も多いためいくつかの知識やスキルを用いて、カナダ日本両国で会社設立の過程にあります。多角的な視野を手に入れたおかげでどこにチャンスが転がっているかを探しやすくなったのは大きいことだと思っており、さらにはチャレンジ精神が鍛えられたことで失敗を臆することが無くなったので、できる限り挑戦を続けていこうと考えています。最終的には日本に帰国するつもりではありますが若いうちはできることはやっておきたいという考えを持つようになりました。

留学検討中の方へアドバイス

留学は検討しているなら行うべきです。特にしない理由はありません。しいて上げるならば資金程度であると思いますがその資金は自分が 40 歳くらいになった時に本当にそれのせいで留学しなかったのかと考えたときに自分が後悔するかどうかです。海外ででは30 歳から大学へ行き直す人など珍しくなく学ぶことに対して怠りません。それが 40 歳になった時にすこしのお金を取ったか、一生を変える経験を選ぶか、どちらがいいかは明らかだと思います。留学を検討している時点で答えは決まっていると思ってください。しない理由探しなど時間の無駄なのでその暇があればいつ行くか、いくらいるのかどこの国に行くのか何をするのかを考えたほうがより有意義だと思います。